無料のサーバー証明書(SSL)導入・設定

SSL

無料のサーバー証明書(SSL)は大丈夫なのか?という点についてお伝えしたいと思います。
先に結論としては全く問題ありません。 レンタルサーバーを契約しドメインの設定を行ったら迷わず無料のSSL設定も行いましょう!

多くのレンタルサーバーで利用できる、無料サーバー証明書(SSL Let’s Encrypt について、いろいろと調べてみました。

Let’s Encryptとは

非営利団体で運営され信頼される認証局です。

Let's Encrypt - フリーな SSL/TLS 証明書
Let's Encryptは、非営利団体の Internet Security Research Group (ISRG) が提供する自動化されたフリーでオープンな認証局です。

「SSLを全世界に普及させる!」というコンセプトに賛同した多くの企業がスポンサーになり運営されているため無料でSSLを提供しています。

主要なスポンサーに、AWSやCISCO、Meta、IBMなど多くの皆さんも知っている企業の名前がありますので、この点でも信頼できる認証局だとわかるかと思います。

日本の企業の名前を探すと「さくらインターネット」がありました。レンタルサーバーのサービスで無料サーバー証明書(SSL) Let’s Encryptが利用できますね。

このように多くの企業の協力によって運営されている認証局なので安心でき、今後も無料サーバー証明書(SSL) Let’s Encryptを導入したサイトはどんどん増えるのではないかと思っています。

暗号化のレベル(強度)

無料SSLの暗号化のレベル(強度)に違いはありません。
無料だからセキュリティーが低いとか、 有料の方が高くて安全ということはない。

認証レベル

認証レベルはDV(ドメイン認証)のみとなりますが、有料のものと同等です。
まったく違いはなく、問題もありません。

メリット

無料で簡単で早い

とにかく無料で導入することができ、しかも簡単で早く設定できるのが最大のメリットです。

SEO対策

SSLが当たり前の現在では特にメリットというわけではありませんが、逆に設定していないと不利になってしまいますので、必ずSSLを設定する必要があります。

数年前までは、SEOに有利ということが言われていましたが、それはSSLがあまり復旧していないときのことで、その時は確かに有利だったようです。

デメリット

サポートがない

何のサポート?と思われる方も多いと思いますが、これは証明書を設定する場合、申請をしたり、サーバーにインストールしたり更新したりと 作業が発生しするのですが、この時にサーポートを受けられないということです。

これは自前のサーバーを準備して、そのサーバーに対して設定する場合などです。レンタルサーバーを利用して簡単に無料SSLを導入している場合は、インストールや更新などは、レンタルサーバー会社のほうで行ってくれるので、自身で設定することは無く、ほぼ関係ありません。

無料SSLが利用できるレンタルサーバー

無料SSLサーバー証明書 Let’s Encrypt が利用できるレンタルサーバーはたくさんありますが、下記のお手軽に利用できるレンタルサーバーでも利用が来ます。

設定も簡単で数分(かかっても1時間くらい)で設定きますよ。ご参考までに!

設定ができたら、常時SSL設定を行いましよう。
こちらについては、別途記事にしてますので、こちらをご覧ください!

以上、今回は無料のSSL設定について、書いてみました。
この記事が、少しでもSSL設定時の参考なればうれしいです!!

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