HTMLファイルでPHP実行する設定方法

htaccess

HTMLファイルで、PHPのプログラムコードを実行させたい場合の設定についてお伝えしたいと思います。

HTMLファイルでPHPのプログラムコードを実行させたいという時、JavaScriptとは違い、コードを記述してサーバーにアップロードしても実行されず文字として表示されてしまいます。

PHPプログラムを実行させるには、サーバーの「.htaccess」というファイルに、以下の内容を記述し、FTPソフトを使ってホームページをアップする場所(一番上の階層)と同じところにアップロードします。

「.htaccess」の設定

一般的な設定

# PHP execution in html file
AddType application/x-httpd-php .htm .html

この設定で対応できるサーバー
●ロリポップ(LiteSpeed) Bizメール&ウェブ KAGOYA スマイルサーバー アルファメールプレミア 他

レンタルサーバー別設定

さくらサーバー

さくらサーバーは少し独特な設定が必要です。

# PHP execution in html file [Sakura Server]
Action myphp-script /php.cgi
AddHandler myphp-script .php .html

『php.cgi』ファイルは、以下の内容で作成しホームページデータを格納する場所に設置(アップロード)します。

#!/bin/sh
exec /usr/local/bin/php-cgi

【注意】
サーバーにファイルをアップロードしただけでは、有効になりません(エラーになります)。
必ずファイルの属性を「705」に設定変更してください。

【注意】
さくらサーバーでは、『php.cgi』の利用は動作保証外になりサポートが受けられません。
対応する場合は、自己責任となりますので、ご了承の上ご利用ください。

Xserver

# PHP execution in html file [Xserver]
AddHandler fcgid-script .htm .html

ロリポップ(CGI版)・ヘテムル

# PHP execution in html file [LOLIPOP CGI・heteml]
AddHandler phpX.X-script .htm .html

「X.X」は、設定されいるPHPのバージョン

CPI

# PHP execution in html file [CPI]
AddHandler x-httpd-phpXX .htm .html

「XX」は、設定されいるPHPのバージョン

iCLUSTA+

html拡張子でPHPを実行することができない仕様。phpファイルで作成するしかないようです。。。

「xxx.php」というURLになてしまうのが、好ましくない場合などは、リダイレクト設定で「xxx.html」と表記されるように対策する検討が必要になるかもしれません。

以上、今回はHTMLファイルで、PHPのプログラムコードを実行させる設定について、各サーバーの設定をまとめてみました。
この記事が、少しでもホームページ制作の参考なればうれしいです!!

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